潮の目(読み)シオノメ

デジタル大辞泉 「潮の目」の意味・読み・例文・類語

しお‐の‐め〔しほ‐〕【潮の目】

潮境しおざかい1」に同じ。
目元を細めた愛嬌あいきょうのある目つき。
「よい子ぢゃ、何も芸はないか。…これはこれは、―もなるは」〈続狂言記・子盗人

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精選版 日本国語大辞典 「潮の目」の意味・読み・例文・類語

しお【潮】 の 目(め)

  1. しおめ(潮目)
  2. ( 「しおの目しおの目」と幼児に呼びかけて、あいきょうのある目つきをさせる子供のあやし方から ) 目許を細めたあいきょうのある目つき。子ども笑顔などをいう。
    1. [初出の実例]「まだ有うどれ、塩(シホ)の目(メ)か、塩の目か」(出典:波形本狂言・子盗人(室町末‐近世初))

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