潮泡(読み)しおなわ

精選版 日本国語大辞典 「潮泡」の意味・読み・例文・類語

しおなわしほなわ【潮泡・潮沫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しおのあわ」の変化した語 ) 海水のあわ。しおあわ。
    1. [初出の実例]「潮沫(シホナワ)凝固まって成(でき)たる国々なる故に人気も宜しからず」(出典:志都の岩屋講本(1811)上)

しお‐あわしほ‥【潮泡】

  1. 〘 名詞 〙しおなわ(潮泡)
    1. [初出の実例]「塩沫(シホアワ)の留まる限り」(出典:延喜式(927)祝詞(九条家本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android