潮津神社(読み)うしおづじんじや

日本歴史地名大系 「潮津神社」の解説

潮津神社
うしおづじんじや

[現在地名]加賀市潮津町

潮津町の集落中央部にあり、古くは天神社もしくは天満社とよばれていた。塩土翁と大正三年(一九一四)に合併した八幡社の祭神応神天皇を祀る。旧村社。「延喜式」神名帳江沼えぬま郡の「潮津ウシホツノ神社」に比定される。「加賀志徴」によると古来、祭神は塩土翁でその神像を伝えていたが、腐朽したため菅原道真像を納め、天神社と称するようになったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android