潮海寺村(読み)ちようかいじむら

日本歴史地名大系 「潮海寺村」の解説

潮海寺村
ちようかいじむら

[現在地名]菊川町潮海寺・やなぎ

富田とみた村の南、和田わだ村の西の菊川右岸の台地に位置する。村名は当地の古刹潮海寺に由来し、戦国期には地名潮海寺が史料にみえる。今川氏真退去後の永禄一二年(一五六九)一月一二日、徳川家康は湖(潮)海寺一六〇俵を大村弥十郎に本知行地として安堵している(「徳川家康判物写」歴代古案)。天正二年(一五七四)九月九日の武田勝頼判物写(同書)でも、湖(潮)海寺一六〇俵が同じく大村弥十郎に安堵されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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