潮痕(読み)ちょうこん

精選版 日本国語大辞典 「潮痕」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐こんテウ‥【潮痕】

  1. 〘 名詞 〙 潮水の寄せたあと。海岸河口などにしるされた満潮時の水位の跡。
    1. [初出の実例]「行遅浅草潮痕没、坐久深更月影斜」(出典:菅家文草(900頃)一・海上月夜)
    2. [その他の文献]〔英和和英地学字彙(1914)〕〔李嘉祐‐仲夏江陰官舎寄裴明府〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「潮痕」の読み・字形・画数・意味

【潮痕】ちよう(てう)こん

潮のよせた痕。唐・杜牧〔漁父〕詩 影、岸をし 痕、竹(ちくひ)に在り

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