潮路・汐路・塩路(読み)しおじ

精選版 日本国語大辞典 「潮路・汐路・塩路」の意味・読み・例文・類語

しお‐じ しほぢ【潮路・汐路・塩路】

〘名〙
海流の流れる道筋。しおみち。
延喜式(927)祝詞(出雲板訓)「荒塩(あらしほ)の塩の八百道(やほち)の八塩道(やシホチ)の塩の八百会(あひ)に座す速開(はやあき)つひめといふ神」
海上通路海路。また、海上。うなばら。
千載(1187)雑上・一〇四九「なにはがたしほぢはるかに見渡せばかすみにうかぶおきのつり舟〈円玄〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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