潮間(読み)チョウカン

デジタル大辞泉 「潮間」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐かん〔テウ‐〕【潮間】

海岸の、高潮線低潮線との間。

しお‐がい〔しほがひ〕【潮間】

《「潮があい」の音変化か》潮が引いてから満ちてくるまでの間。しおま。
伊勢の海の清き渚に―になのりそや摘まむ貝や拾はむや玉や拾はむや」〈催馬楽・伊勢の海〉

しお‐ま〔しほ‐〕【潮間】

潮の引いている間。

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精選版 日本国語大辞典 「潮間」の意味・読み・例文・類語

しおかいしほかひ【潮間】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「潮が間(あい)」の変化した語か ) 潮が引いている間。しおま。
    1. [初出の実例]「伊勢の海の 清き渚に 之保加比(シホカヒ)に なのりそや摘まむ」(出典:催馬楽(7C後‐8C)伊勢の海)

しお‐ましほ‥【潮間】

  1. 〘 名詞 〙 潮のひいている間。しおがい。
    1. [初出の実例]「和歌の浦のしほまに遊ふ浜千鳥ふみすさふ覧跡なおしみそ」(出典:類従本赤染衛門集(11C中))

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