デジタル大辞泉 「澱む」の意味・読み・例文・類語 おど・む〔をどむ〕【×澱む】 [動マ五(四)]「よどむ」に同じ。「碧黒く―・んだ水には」〈秋声・足迹〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「澱む」の意味・読み・例文・類語 おど・むをどむ【澱・淀】 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 水底に沈んでたまる。また、比喩的に、物事が流れ動かないでとどまる。よどむ。[初出の実例]「春めきにけり 春めきにけり おどんだもそろそろにごる人のあし」(出典:雑俳・口よせ草(1736))「金盥の底を見てゐると、忽ち砂の様な滓(おり)が澱(ヲド)んだ」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉須永の話) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例