澱町(読み)よどみまち

日本歴史地名大系 「澱町」の解説

澱町
よどみまち

[現在地名]仙台市広瀬町ひろせちよう角五郎つのごろう一丁目

仙台城二の丸北で大きく蛇行する広瀬川に架けられた澱橋を渡ると、澱町である。安政仙府絵図ではほぼ東西に町屋敷がみえ、北裏は侍屋敷が並ぶ。東に侍屋敷を挟んで支倉はせくら町がある。澱橋よどみばし町ともいい、史料上は多く支倉町と一括されて扱われ、「奥陽名数」では両町合せて町の長さ六町とある。「残月台本荒萩」によれば、当町成立は元禄八年(一六九五)であるが、「肯山公治家記録」同七年一〇月条には同年澱橋と号すとあり、同橋架橋後の成立とされるから、同七年の取立てとも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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