濁乱(読み)ダクラン

デジタル大辞泉 「濁乱」の意味・読み・例文・類語

だく‐らん【濁乱】

じょくらん(濁乱)

じょく‐らん〔ヂヨク‐〕【濁乱/濁濫】

仏語。悪がはびこって人を惑わせ、世が乱れること。だくらん。

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精選版 日本国語大辞典 「濁乱」の意味・読み・例文・類語

じょく‐らんヂョク‥【濁乱・濁濫】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。よくないことが行なわれて世の中の秩序が乱れること。〔秘蔵宝鑰(830頃)〕
    1. [初出の実例]「今末世濁乱(ジョクラン)時分なれ共」(出典太平記(14C後)二七)

だく‐らん【濁乱】

  1. 〘 名詞 〙 濁し乱すこと。→じょくらん。〔劉向‐極諫外家封事〕

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