普及版 字通 「濔」の読み・字形・画数・意味
濔
17画
(異体字)瀰
20画
[字訓] みなぎる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は爾(じ)。爾に(でい)の声がある。〔説文〕十一上に「水滿つるなり」(段注本)とあり、水のみなぎる意。字はまた瀰に作り、瀰漫の意。〔説文新附〕十一上に別にを出して「大水なり」とするが、濔の俗字。
[訓義]
1. みなぎる、水みなぎる。
2. もののゆたかなさま、平らかに連なるさま、水のさかんなさま。
3. 字はまた瀰(びべい)に作る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕濔・瀰 フカシ・アソブ・ツクス・ミヅノナガルルカタチ
[熟語]
濔濔▶・濔▶・濔漫▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報