濾胞性リンパ腫(読み)ロホウセイリンパシュ

デジタル大辞泉 「濾胞性リンパ腫」の意味・読み・例文・類語

ろほうせい‐リンパしゅ〔ロハウセイ‐〕【×濾胞性リンパ腫】

悪性リンパ腫一つB細胞というリンパ球から発生する、低悪性度の非ホジキンリンパ腫リンパ節の中に、がん化した細胞球状に集まった濾胞が見られる。高齢者に多く、年単位で緩やかに進行することが多い。自覚症状に乏しく、気づかないうちに進行している場合がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android