濾胞性結膜炎(読み)ろほうせいけつまくえん

日本大百科全書(ニッポニカ)「濾胞性結膜炎」の解説

濾胞性結膜炎
ろほうせいけつまくえん

(けん)結膜に濾胞すなわちリンパ球の集合からなる半球状の小隆起をつくる結膜炎である。臨床所見につけられた病名であり、原因的には種々のものを含み、経過からは急性と慢性に分けられる。急性濾胞性結膜炎としてはアデノウイルスによる結膜炎、急性出血性結膜炎(アポロ病)、および単純ヘルペス、ニューキャッスル病などのウイルス性結膜炎、急性期トラコーマなどがある。慢性のものには慢性期トラコーマ、眼瞼の伝染性軟属腫(しゅ)による結膜炎、点眼薬アレルギーなどがある。いわゆる慢性濾胞性結膜炎は学童期に多いが、トラコーマの軽症ないし不全型という説もある。

内田幸男

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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