瀬々野浦村(読み)せせのうらむら

日本歴史地名大系 「瀬々野浦村」の解説

瀬々野浦村
せせのうらむら

[現在地名]下甑村瀬々野浦

下甑島の中央西部に位置し、西は海に面する。南は片野浦かたのうら村、東は青瀬あおせ村・長浜ながはま村。俗に志々浦ししうらともいう。「海東諸国紀」にみえる「世々九浦」は当地のことで、「九」は「乃」の誤りとされる。寛文四年(一六六四)の郡村高辻帳では下甑島のうち。元禄国絵図には下甑村のうちとして瀬々ノ浦村とみえる。「三州御治世要覧」によれば延享(一七四四―四八)頃の高一〇〇石余。旧高旧領取調帳では瀬々浦村として高一六〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む