瀬山村(読み)せやまむら

日本歴史地名大系 「瀬山村」の解説

瀬山村
せやまむら

[現在地名]川本町瀬山

長在家ながざいけ村の東に位置し、東は幡羅はらじり(現熊谷市)。村の南部を東西に秩父往還が通る。当地の真言宗豊山派正福しようふく寺には像高二六センチの大日如来坐像があり、像底に康応元年(一三八九)四月二八日に造立されたとの銘文をもつほか「武州榛沢郡瀬山郷 施主権大僧都□□□□」とあるが、同年の干支を己巳とすべきところを乙酉としている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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