瀬戸町村(読み)せとまちむら

日本歴史地名大系 「瀬戸町村」の解説

瀬戸町村
せとまちむら

[現在地名]高松町瀬戸町

大海おおみ川中流右岸に位置し、北は森本もりもと(現押水町)、東は八野はちの村、南と西は大海川を挟んで夏栗なつぐり村・中沼なかぬま村に接する。能登国羽咋はくい郡に属する。元禄一四年(一七〇一)の村名由来并唱様等書記申帳(岡部文書)や、文化三年(一八〇六)の鵜川村喜三兵衛元組巨細帳(岡部文書・喜多文書)には「セトノマチ」とある。正保郷帳では高二八六石余、田方一八町六反余・畑方四反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印(盛戸文書)の草高二九八石、免五ツ一歩、明暦二年(一六五六)の新田高七石、小物成として山役一一〇匁・苦竹役七匁・草役一九匁、鳥役六匁(出来)・油役六匁(出来)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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