瀬木町(読み)せぎのちよう

日本歴史地名大系 「瀬木町」の解説

瀬木町
せぎのちよう

[現在地名]小浜市玉前たままえ

富沢とみざわ町の西南にあり、西は安良あら町・しん町、東南塩浜小路しおはまこうじ、安良町より北上すると魚屋うおや町。大永五年(一五二五)八月一二日付武田元光判物(妙光寺文書)に「若州小浜瀬木、大野外記屋敷并江蘆原同畠等事、妙光寺屋敷相替云々」とみえ、守護武田氏被官の屋敷地があった。近世には「拾椎雑話」に「組屋六郎左衛門(中略)其家富饒威力相兼て小浜町家の魁首也。領主代々御本陣屋敷とす、初御入国の時御腰かけさせられ候事先例なり」と記される組屋宅があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む