日本歴史地名大系 「瀬木町」の解説 瀬木町せぎのちよう 福井県:小浜市小浜城下瀬木町[現在地名]小浜市玉前(たままえ)富沢(とみざわ)町の西南にあり、西は安良(あら)町・新(しん)町、東南は塩浜小路(しおはまこうじ)、安良町より北上すると魚屋(うおや)町。大永五年(一五二五)八月一二日付武田元光判物(妙光寺文書)に「若州小浜瀬木、大野外記屋敷并江蘆原同畠等事、妙光寺屋敷仁相替云々」とみえ、守護武田氏被官の屋敷地があった。近世には「拾椎雑話」に「組屋六郎左衛門(中略)其家富饒威力相兼て小浜町家の魁首也。領主代々御本陣屋敷とす、初而御入国の時御腰かけさせられ候事先例なり」と記される組屋宅があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by