瀬洲村(読み)しーむら

日本歴史地名大系 「瀬洲村」の解説

瀬洲村
しーむら

[現在地名]名護市源河げんか

羽地はにじ間切の北西端に位置し、東は大宜味いぎみ間切平南ひなん(現大宜味村)。シーシともよぶ。現在の源河の東側、福地ふくじ川に面する瀬洲しー山の中腹に位置した。絵図郷村帳に羽地間切「せす村」とみえる。琉球国高究帳にも同様に記され、高頭二七石余、うち田二六石余(うち永代荒地六升余)・畠一石余。「琉球国由来記」では瀬洲村と記され、当村の掟神火神は源河ノロ・瀬洲掟神が祭祀管轄

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android