灑水の印(読み)しゃすいのいん

精選版 日本国語大辞典 「灑水の印」の意味・読み・例文・類語

しゃすい【灑水】 の 印(いん)

仏語真言密教灑水のとき真言を唱え、加持するときの印相右手に小三股印を結ぶ。
太平記(14C後)一二僧正〈略〉灑水(シャすい)の印(イン)を結ばれければ、猛火忽ちに消えて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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