灘の塩屋(読み)ナダノシオヤ

デジタル大辞泉 「灘の塩屋」の意味・読み・例文・類語

なだ‐の‐しおや〔‐しほや〕【×灘の塩屋】

摂津国のあたりで塩をつくる家。
「いまさらに住みうしとてもいかならむ―の夕暮の空」〈新古今・雑中〉

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精選版 日本国語大辞典 「灘の塩屋」の意味・読み・例文・類語

なだ【灘】 の 塩屋(しおや)

  1. 灘のあたりにある、塩を焼く家。
    1. [初出の実例]「春の日は灘の塩屋の海士人もいとまありてや暮らしわぶぬらん〈藤原家隆〉」(出典:六百番歌合(1193頃)春下・六番)

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