火の家(読み)ヒノイエ

デジタル大辞泉 「火の家」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐いえ〔‐いへ〕【火の家/火の宅】

《「火宅かたく」を訓読みにした語》現世。この世。
出づとせし身だにはなれぬ―を君みづのをにいかですむらむ」〈宇津保・国譲下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「火の家」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 家(いえ)

  1. ( 「火宅(かたく)」の訓読み ) 衆生のすむこの世の、汚濁苦悩にみちて安住できないことを燃える家にたとえた語。
    1. [初出の実例]「出づとせし身だにはなれぬひのいゑを君水の尾にいかですむらむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む