汚濁(読み)オダク

デジタル大辞泉 「汚濁」の意味・読み・例文・類語


お‐じょく〔ヲヂヨク〕【汚濁】

おだく(汚濁)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「汚濁」の意味・読み・例文・類語

お‐だくヲ‥【汚濁】

  1. 〘 名詞 〙 よごれ濁ること。けがらわしく不純なこと。また、そういうもの。おじょく。
    1. [初出の実例]「故に身を汚濁より抜き出さんと思はば」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)

汚濁の補助注記

世のけがれの意の場合は多く「おじょく」が使われるが、読みのはっきり示されていない資料は便宜上、この項におさめた。


お‐じょくヲヂョク【汚濁】

  1. 〘 名詞 〙おだく(汚濁)
    1. [初出の実例]「ねりし経営惨澹の苦は、汚濁(ヲジョク)我が身に染(し)みこませしか」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一〇)

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普及版 字通 「汚濁」の読み・字形・画数・意味

【汚濁】おだく・おじよく

穢れ。

字通「汚」の項目を見る

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