火焔隈(読み)カエングマ

デジタル大辞泉 「火焔隈」の意味・読み・例文・類語

かえん‐ぐま〔クワエン‐〕【火××隈】

歌舞伎隈取りの一。白塗りの地に油紅火炎のような形に隈取る。勇武豪壮役柄を示し、「義経千本桜」鳥居前の忠信などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「火焔隈」の意味・読み・例文・類語

かえん‐ぐま クヮエン‥【火焔隈】

〘名〙 歌舞伎俳優が顔の上部、額にほどこす火焔のような形の隈取り。白塗りの地に油紅(あぶらべに)で描き、勇武、豪壮な役柄を示すのに効果がある。

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