火物断(読み)ひのものだち

精選版 日本国語大辞典 「火物断」の意味・読み・例文・類語

ひのもの‐だち【火物断】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 祈願することがあって火を通した物を食わないこと。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「神仏に願をかけ、精進火の物断(モノダチ)で、跣足参りを致しまする」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉五)
  3. ② 煮炊きする物、特に米がなくなること。
    1. [初出の実例]「昨日往た所じゃとて今日遠慮すると毎日火の物断(ダチ)」(出典:談義本・教訓雑長持(1752)五)

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