灯前(読み)トウゼン

精選版 日本国語大辞典 「灯前」の意味・読み・例文・類語

とう‐ぜん【灯前・鐙前】

  1. 〘 名詞 〙 ともしびのまえ。灯火のそば近く。
    1. [初出の実例]「一円深理燈前聴、万法皆空涙裏知」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・遊山寺談僧〈藤原実光〉)
    2. [その他の文献]〔庾信‐対燭賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「灯前」の読み・字形・画数・意味

【灯前】とうぜん

灯の前。

字通「灯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android