灰汁が強い(読み)アクガツヨイ

デジタル大辞泉 「灰汁が強い」の意味・読み・例文・類語

灰汁あくつよ・い

山菜などに灰汁2多く含まれている。「ゴボウは―・い」
一般に受け入れられにくいような、強い個性がある。「―・い俳優

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灰汁が強い」の意味・読み・例文・類語

あく【灰汁】 が 強(つよ)

① 灰汁②が多くふくまれている。
※日本料理通(1930)〈楽満斎太郎〉料理法の巻「ただ余りにあくの強い野菜に限り、一度茹でて水に晒しあく抜きして用ひるのです」
② (反感を買うような)強い個性がある。ひどく個性的である。
※負け犬(1953)〈井上友一郎〉「あの五六十人からゐるアクの強い女たちのなかに混って」

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