精選版 日本国語大辞典 「炎色植物類」の意味・読み・例文・類語 えんしょく‐しょくぶつるい【炎色植物類】 〘 名詞 〙 単細胞生物の一群。数珠状に連なった染色質から成る核と二本の鞭毛をもち、多くはクロロフィルa、カロチン、キサントフィルを含む。動物と植物の中間的性質を持つものが多く、一つの自然群として取り扱う。同形配偶子による有性生殖と、遊走子などによる無性生殖が知られる。この類は、細胞にらせん状の横溝があるウズベンソウ類と、これのないものに分けられる。海産の植物プランクトンとして群生し、時に赤潮の原因となり、発光するものもある。最近は、渦鞭毛藻類とクリプト藻類に二分される。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例