炎蒸(読み)えんじょう

精選版 日本国語大辞典 「炎蒸」の意味・読み・例文・類語

えん‐じょう【炎蒸】

  1. 〘 名詞 〙 むし暑いこと。
    1. [初出の実例]「未炎蒸天地鑪、况行世路甚崎嶇」(出典菅家文草(900頃)二・苦熱)
    2. [その他の文献]〔呉儆‐偶成詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「炎蒸」の読み・字形・画数・意味

【炎蒸】えんじよう

むしあつい。唐・杜甫〔李十二白に寄す〕詩 五嶺、炎の地 三三苗の地)、放の臣

字通「炎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む