炭籠(読み)スミカゴ

デジタル大辞泉 「炭籠」の意味・読み・例文・類語

すみ‐かご【炭籠】

炭を小出しにして入れておく籠。炭取り。炭入れ。 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「炭籠」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ごもり【炭籠】

  1. 〘 名詞 〙 刀を鍛える際、刀の鍛え目に木炭破片がはいったもの。
    1. [初出の実例]「炭こもりとなるやくに木の夏こだち〈道水〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)七)

すみ‐かご【炭籠】

  1. 〘 名詞 〙 炭を小出しにして室内などで用いる籠。炭入れ。炭取り。すみこ。《 季語・冬 》 〔和玉篇(15C後)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android