為に(読み)タメニ

デジタル大辞泉の解説

ため‐に【為に】

[接]前に述べた事柄が原因であることを表す語。それゆえに。それで。
「却ってそういう私自身の不幸をあてにして仕事をしに来た私は、―困惑したほどであった」〈堀辰雄・美しい村〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ために【為に】

( 接続 )
〔漢文訓読に由来する語法〕 それ故に。 「事前の対策がなく、-かかる大災害となった」
( 連語 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ため‐に【為に】

〘接続〙 (名詞「ため」に助詞「に」が付いてできたもの) 先行の事柄が原因となって、後続の事柄が起こることを示す。文語的な言い方。そのために。それゆえに。ゆえに。
※蘭東事始(1815)下「蘭学執心にして、其依る所なきを憂ふ。にこれを取扱ひ給わらば、往々君の業を助くべきものなるを」

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