為合う(読み)シアウ

デジタル大辞泉 「為合う」の意味・読み・例文・類語

し‐あ・う〔‐あふ〕【為合う】

[動ワ五(ハ四)]物事を互いにする。「うわさ話を―・っている」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「為合う」の意味・読み・例文・類語

し‐あ・う‥あふ【為合・試合・仕合】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙
  2. 互いにする。いっしょに行なう。
    1. [初出の実例]「さもたゆみなき御しのびありきかなとつきしろひつつそらねをぞしあへる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)花宴)
  3. 互いに戦う。勝負を争う。試合をする。
    1. [初出の実例]「しばしは鑓にて仕合けれども、互に勝負はつかざりしか」(出典:浅井三代記(1689)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android