為当村(読み)ためとうむら

日本歴史地名大系 「為当村」の解説

為当村
ためとうむら

[現在地名]豊川市為当町

もり村の南、音羽おとわ川に沿ってある。康正二年(一四五六)の「造内裏段銭并国役引付」に「壱貫文、六月三日 五月卅日定 同前、朝倉左京助殿 三河国宝飯郡為当郷段銭」とあり、為当郷の地名がみえる。稲荷神社蔵永禄一二年(一五六九)六月一四日銘の棟札二枚には、それぞれ「三州多米当村」「三州宝飯郡渡津庄多米当村」とあり、多米当村とも記された。天明七年(一七八七)の為当村高反別村差出明細帳(稲荷神社蔵)によると、五反歩ほどの耕作地には森村用水を引水しており、井料として毎年米一斗七升五合を支払っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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