為過ごす(読み)しすごす

精選版 日本国語大辞典 「為過ごす」の意味・読み・例文・類語

し‐すご・す【為過・仕過】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 度を越えてする。必要以上にする。やりすぎる。
    1. [初出の実例]「小過の道をすごせと云へばあまり過してしすごす程にわるいぞ」(出典:土井本周易抄(1477)六)
  3. やりそこなう。しくじる。
  4. 遊蕩が過ぎて、主家の金や公金などを使いこむ。
    1. [初出の実例]「今時の悪性者、仕過(シスゴ)してもいかないかな丹波越などする事にあらず」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む