無償減資(読み)むしょうげんし

会計用語キーワード辞典 「無償減資」の解説

無償減資

会社の純財産を減らさずに会社の資本金額を下げることをいい、名目的減資ともいいます。欠損金を抱える会社が欠損填補目的として減資することで、将来利益配当を可能にすることができます。また、株価を維持したり、新株発行による増資を容易にすることで財務内容の悪化した会社を立ち直らせるといった目的で利用されます。

出典 (株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」会計用語キーワード辞典について 情報

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