精選版 日本国語大辞典 「増資」の意味・読み・例文・類語
ぞう‐し【増資】
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資本金の総額を増加すること。資本金額の増加ともいう。会社財産を確保するための一定の数字である資本金は、債権者保護に資するために、厳格な手続を経ることなくしてこれを減少させることはできない(資本不変の原則)。しかし、この「不変」とは減少させることだけを意味するのであり、資本金を増加させることは、それが債権者保護に資するために自由である。株式会社における増資は、通常、新株の発行によって行われるが、合併、吸収分割、新設分割、株式交換または株式移転に際して資本金として計上することにより増資がなされることもある(会社法445条5項)。また、資本準備金またはその他資本剰余金の額を減少して、資本金額を増加することができる(同法448条、450条)。
[戸田修三・福原紀彦]
『太田達也著『「増資・減資の実務」完全解説――法律・会計・税務のすべて』改訂増補版(2006・税務研究会出版局)』▽『勝田一男著『増資・減資の登記マニュアル』(2007・中央経済社)』
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…証券用語としては次の二つの意味で用いられる。(1)増資に際して不特定多数の一般投資家を対象に応募を求め,新株を発行するもの。私募(機関投資家など特定少数の投資家を相手に募集)に対するいい方である。…
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