無双仕立て(読み)むそうじたて

精選版 日本国語大辞典 「無双仕立て」の意味・読み・例文・類語

むそう‐じたてムサウ‥【無双仕立・夢想仕立】

  1. 〘 名詞 〙 表裏とも地質・柄・色の同じ布で仕立てること。また、そのもの。両面利用できる高級仕立てで、毛抜き合わせにする方法と、引返しにする方法がある。
    1. [初出の実例]「無双仕立てとは違うんでしょう」(出典:針女(1971)〈有吉佐和子〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android