無文の太刀(読み)むもんのたち

精選版 日本国語大辞典 「無文の太刀」の意味・読み・例文・類語

むもん【無文】 の 太刀(たち)

  1. 紋をつけず、蒔絵(まきえ)彫刻などの装飾を施さない、公家の殿上人以上が凶事に佩用する太刀黒漆の太刀。
    1. [初出の実例]「大臣葬のときもちゐる無文の太刀也」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む