無期転換ルール

共同通信ニュース用語解説 「無期転換ルール」の解説

無期転換ルール

正規労働者雇用を安定させる狙いで、2013年4月施行の改正労働契約法に盛り込まれた。有期契約の雇用が通算5年を超えた場合、労働者無期雇用転換を申し込む権利を得られる。雇用者は拒否できないため、人件費などコスト増加を避ける目的での契約打ち切りが頻発した。業務の専門性の高さから特例で通算10年となった大学や研究開発法人の研究者や教員らについても、法施行から10年となる今年3月末での大量雇い止めが懸念されていた。

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