無沙(読み)ブサ

デジタル大辞泉 「無沙」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐さ【無沙】

《「無沙汰」の略》借りた金を返さないなど、義理を欠くこと。
「それから内が―になって」〈洒・三教色〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無沙」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐さ【無沙】

〘名〙 (「ぶさた(無沙汰)」の略)
① 義理を欠くこと。不義理
洒落本・三教色(1783)後座「それから内がぶさになって」
借金を返さないこと。未払い負債
※歌舞伎・春の花五大力五人切(1795)中幕「何か源五兵衛様がぶざが有に寄ってか」

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