日本歴史地名大系 「無用村」の解説 無用村むようむら 鳥取県:日野郡江府町無用村[現在地名]江府町美用(みよう)船谷(ふねだに)川の支流で南西流する美用谷(みようだに)川中流域に位置し、西は杉谷(すぎたに)村、北は栗尾(くりお)村。初め武用村と称したという(伯耆志)。同書によると、川上姓を私称していた平左衛門家の祖が当村を開いたと伝える。拝領高は二五石余、本免は五ツ四分。寛文一一年(一六七一)の土免状(川上家文書)に武用村とみえ、高二七石余(うち畑高一二石余)、ほかに開高三七石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by