無縁の慈悲(読み)ムエンノジヒ

精選版 日本国語大辞典 「無縁の慈悲」の意味・読み・例文・類語

むえん【無縁】 の=慈悲(じひ)[=慈(じ)

  1. 仏が差別なく一切衆生に対して起こす絶対平等の慈悲。仏の無条件の慈悲。無縁大悲
    1. [初出の実例]「天上天下、妙覚之理独円、三千大千無縁之慈普被」(出典:本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む