無縁の慈悲(読み)ムエンノジヒ

デジタル大辞泉 「無縁の慈悲」の意味・読み・例文・類語

むえん‐の‐じひ【無縁の慈悲】

一切平等に衆生を救おうとする、仏の慈悲心

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精選版 日本国語大辞典 「無縁の慈悲」の意味・読み・例文・類語

むえん【無縁】 の=慈悲(じひ)[=慈(じ)

  1. 仏が差別なく一切衆生に対して起こす絶対平等の慈悲。仏の無条件の慈悲。無縁大悲
    1. [初出の実例]「天上天下、妙覚之理独円、三千大千無縁之慈普被」(出典:本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)

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