精選版 日本国語大辞典 「無茶助」の意味・読み・例文・類語 むちゃ‐すけ【無茶助】 〘 名詞 〙 ( むちゃな事柄や人を人名のように表わした語 )① 何もわかっていないこと。[初出の実例]「植つけがいつごろで苅時がいつだといふ事もむちゃ助さ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四)② 筋道のたたない言動をする人。[初出の実例]「おも湯も満足には呑まれぬ中で酒を買へとは能く能くお前無茶助(ムチャスケ)になりなさんした」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例