精選版 日本国語大辞典 「無覚」の意味・読み・例文・類語 む‐かく【無覚】 〘 名詞 〙① 仏語。一切の知覚や分別を離れること。→覚。[初出の実例]「さらに有漏智・無漏智・本覚・始覚・無覚・正覚等の智をもちゐるには」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏性)② 感覚がないこと。何も感じないこと。[初出の実例]「たとえば、逆に、こんなもの、べつにちっともうまかアねえや、という風な顔つきをする者。あるいは、そのどっちともつかずに、不感無覚の者」(出典:巷談本牧亭(1964)〈安藤鶴夫〉梅雨また…) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例