デジタル大辞泉 「覚」の意味・読み・例文・類語
かく【覚〔覺〕】[漢字項目]
[学習漢字]4年
1 外から来るものに触れて意識が起こる。意識。「感覚・幻覚・錯覚・視覚・触覚・知覚・聴覚・味覚」
2 今までわからなかった道理や意味に気づく。さとる。「覚悟/才覚・自覚・
3 人に気づかれる。「発覚」
4 眠りから目ざめる。「
[名のり]あき・あきら・さだ・さと・さとし・ただ・ただし・よし
[難読]
かく【覚】
1 対象を覚知するもの。心。
2 心が妄念を離れている状態。
3
4
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
文書の一様式。備忘のために記したものはすべて覚・覚書であるが,狭義には,使者または当事者が,相手への要件を表だたずに備要に記せば〈口上覚〉であり,文書にして手渡せば口上書となる。請渡しの品・用件などが簡単であれば覚を必要としないが,数多くあれば個条書き(一つ書)にして,遺漏のないように配慮され,本人が記して託することになる。こうなると,目録のように列挙され,〈已上〉で結ばれ,月日,差出し,充所が具備され,書状形式となる。書状との差異は,冒頭の〈覚〉が記されることである。覚はいつごろから行われたかつまびらかではないが,近世初頭の《細川家史料》には数点見られる。後に〈覚〉が史料として整理されたとき,付箋には〈覚書〉と記されることがある。心覚えが記録として認識されたからであろう。
執筆者:加藤 秀幸
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…その変容を〈開展(パリナーマpariṇāma)〉という。その結果まず根源的思惟機能ブッディbuddhi(〈覚〉)またはマハットmahat(〈大〉)が現れる。これは確認作用を本質とし,同じく三つの構成要素からなり,身体内部の一つの器官である。…
※「覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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