無言館(読み)むごんかん

共同通信ニュース用語解説 「無言館」の解説

無言館

第2次大戦で没した画学生の慰霊を目的に、1997年、長野県上田市に開館した美術館。同市で美術館「信濃デッサン館」を開いていた窪島誠一郎くぼしま・せいいちろうさんが、出征体験を持つ画家野見山暁治のみやま・ぎょうじさんとの出会いがきっかけで、全国の戦没画学生の遺族を訪問し、遺作を収集した。画学生約30人、約100点の作品からスタートしたが、現在は130人余、約700点の作品を収蔵している。窪島さんの実父作家水上勉みずかみ・つとむさん。幼いころ養父母に預けられ、水上さんとは30代半ばで劇的に再会した。

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日本の美術館・博物館INDEX 「無言館」の解説

むごんかん 【無言館】

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