精選版 日本国語大辞典 「然様・左様」の意味・読み・例文・類語
さ‐よう ‥ヤウ【然様・左様】
[1] 〘形動〙 先行する事柄をそのようなものと指定し、また、当然そうあるべきである、それがその場にふさわしいなどと肯定していう語。そのとおり。そのよう。
※伊勢物語(10C前)一五「あやしうさやうにてあるべき女ともあらず見えければ」
[2] 〘感動〙 相手の言ったことを肯定したり、自分の思い出したことにそうだとうなずいて、話をはじめたりするときに用いる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報