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然阿良忠 ねんありょうちゅう

世界大百科事典 第2版の解説

ねんありょうちゅう【然阿良忠】

1199‐1287(正治1‐弘安10)
鎌倉中期の浄土宗の僧。記主禅師。石見国の人。16歳で出家後,念仏・天台・俱舎・禅・律の諸宗を兼学し,1236年(嘉禎2)浄土宗鎮西義の弁阿弁長の弟子となった。その後東国諸国での浄土宗の教化に努め,大仏勧進聖浄光を頼って鎌倉に入り,大仏朝直の帰依を得て悟真寺(のち光明寺)を開いた。顕密体制下での浄土宗の公認をめざす妥協的な立場をとった。【細川 涼一】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の然阿良忠の言及

【光明寺】より

…神奈川県鎌倉市にあり,天照山と号する浄土宗の大本山。仁治年中(1240‐43),執権北条経時が佐介ヶ谷に一宇を建立,帰依の僧然阿良忠を迎えて開山とした。初め蓮華寺また悟真寺と称したが,のち現在地に移し霊夢を得て光明寺と改めたという。…

※「然阿良忠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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