精選版 日本国語大辞典 「焼串」の意味・読み・例文・類語 やき‐ぐし【焼串】 〘 名詞 〙① 魚や獣の肉をあぶり焼く時に、突き刺す竹や鉄などの串。やいぐし。〔四条流庖丁書(1489)〕② 魚や獣の肉を串に刺したり人の頭髪を木に結んだりして焼き、その臭気で田畑を荒らす鹿や猪を遠ざけるもの。やいぐし。やきしめ。やいかがし。[初出の実例]「聞鼻と云鬼人を飡んとするをは(こい)を炙串(ヤキクシ)と名付て、家々の門に指べし」(出典:壒嚢鈔(1445‐46)一) やい‐ぐし【焼串】 〘 名詞 〙 ( 「やきぐし(焼串)」の変化した語 )① =やきぐし(焼串)①〔十巻本和名抄(934頃)〕② =やきぐし(焼串)②〔類聚名物考(1780頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例