焼炭(読み)やきずみ

精選版 日本国語大辞典 「焼炭」の意味・読み・例文・類語

やき‐ずみ【焼炭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「やきすみ」とも ) 木を蒸し焼きして製した炭。おこし炭。やけずみ。
    1. [初出の実例]「焼炭(ヤキスミ)の如くなる罪人四人有り」(出典太平記(14C後)三五)

やい‐ずみ【焼炭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 「やきずみ(焼炭)」の変化した語。
  3. 田畑を荒らす鹿をおどすため、煤(すす)を混ぜた鹿の油を竹に塗りつけて田に立てておくもの。〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「焼炭」の読み・字形・画数・意味

【焼炭】しようたん

炭やき。

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