煢煢(読み)ケイケイ

デジタル大辞泉 「煢煢」の意味・読み・例文・類語

けい‐けい【××煢】

[ト・タル][文][形動タリ]孤独で頼るところのないさま。
「―として友欲しげに見える」〈二葉亭浮雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煢煢」の意味・読み・例文・類語

けい‐けい【煢煢】

〘形動タリ〙 孤独なさま。孤独な気持でいるさま。惸惸(けいけい)
菅家文草(900頃)二・講書之後、戯寄諸進士「我是㷀々鄭益恩、曾経折桂園」
二百十日(1906)〈夏目漱石〉四「二人は煢々(ケイケイ)として無人の境を行く」 〔李密‐陳情表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android